2025 年 5 月 12 日(月)
開催日変更「里山のある町角in宇刈」計画発表会(5月18日(日)→ 6月15日(日))
【6月15日(日)】
「里山のある町角in宇刈」計画発表会開催!
宇刈と同時並行で計画中の「小さなまち」も発表します。
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©Nobuyuki FUJII
里山と大きなコモンを持つ〈まち〉に住みませんか。
「里山のある町角in宇刈」は、より良い住生活の実現を図るため、地産地消の素材を用い、設計にこだわる
遠州地方8社の工務店により設立された遠州田園住宅協同組合により取り組まれています。
●島田・アクトホーム(株)
●浜松・(有)入政建築
●浜松・キートス(株)
●浜松・(株)ジェネビル
●袋井・(株)天峰建設
●御前崎・松林建設 (株)
●袋井・(株)門西建築
●浜松・(有)ラグデザイン
里山のある町角in宇刈は、こんな〈まち〉!
①真ん中に大きなコモン (広場) があります。
・里山スペース:3,226,49㎡(976.01坪)
②歩くのが楽しくなる散歩道と緑溢れる階段
・コモンの西側に野球場のベンチのような小屋を作ります。
・竹林の前と栗並木の散歩道に木のベンチを設置します。
・階段の上がり下がりの蹴込部分に緑を植えます。
③自生種の樹木・草花を植樹し、育つまち
④歩車分離で「安心・安全の共用駐車場
⑤専用駐車スペースは各戸普通車2台分を確保
⑥空が大きく広がる電柱・電線を地中に埋設します。
計画発表会を開きます。
【日 時】 6月15日(日)12時集合〜17時
【場 所】 袋井西コミュニティセンター ホール
【参加費】1,000円/人(税込)
バスで造成工事中の現場を見学いただき、場所を袋井西コミュニティセンターに移して、この計画の全部をご紹介します。
また、全国で生まれている好例や、裏面の「小さなまち」づくりについても、映像などを用いてご紹介します。
当日ご参加できない方にはリーフレット(下記)をお送りします。

【講師】

竹林知樹(たけばやしともき)ランドスケープアーキテクト
福岡を拠点に事業や地域に関わる多様な人たちがより深いところで共感し共有しうる風景(ランドスケープ)の豊かさを目指して、ものづくりを実践する。遠賀川直方の水辺で2009年度土木学会デザイン賞最優秀賞受賞(九州大学建設設計工学研究室景観グループとして)。

趙海光(ちょううみひこ)建築家
1990年代に「台形の家」を、2007年から、町の工務店ネットと共に、現代日本の木造スタンダード住宅を目指した「現代町家」を展開。数軒の住宅群で魅力的な町角づくりを提唱・実践。著書に『高山建築学校伝説』(編著・鹿島出版会)『現代町家という方法』(建築資料研究社)。
【概要】●所在地:静岡県袋井市宇刈683-12,689-1,689-7,691-1,693-1,693-13(一部分筆前)●交通:JR袋井駅から車で18分・JR掛川駅から車で28分●用途地域:無指定 ●町角面積[住まいゾーン]3,393.75㎡[共有ゾーン]2,570.20㎡(散歩道、緑地、調整池、沈砂池、車路、栗林/造成協力地298.89㎥含)[里山ゾーン]3,226.49㎡ ●道路幅員:4.5m●施設:電気/中部電力、ガス/プロパン、上水道/公営水道、下水道/排水(合併浄化槽)●区画数:9区画 ●土地面積:313.07㎡~530.34㎡(共有ゾーン、里山ゾーンを除く)●販売予定住戸数:9戸●建物面積47.59㎥~90.08㎥●予定合計金額5,850万円~6,850万円(税別) ●売主:遠州田園住宅協同組合/〒432-8044静岡県浜松市中央区南浅田2丁目2-1(宅地建物取引業静岡県知事(1)第14966号)
■計画発表会/【主催】遠州田園住宅協同組合 【協賛】一般社団法人田園居住推進協議会・町の工務店ネット
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「若い家族でも手が届く「〈まちと住まい〉はないの?」にお応えします。
「里山のある町角in宇刈」と同時並行して、
「小さなまち」計画スタート。
ファーストプラン:鎌田あきこ イラスト:木下俊司
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「たとえば?」の選択肢として
「里山のある町角in宇刈」を進めながら、子育て世代のため家族のため「小さなまちづくり」を進めています。野菜を作るための畑があり、薪ストーブを囲んで「火のある生活」を楽しめ、子どもも大人もイキイキと暮らせる場づくりです。
現在、郊外はどこも高齢化と農離れが進み、「耕作放棄地」が増え、人口減が伝えられています。農村が持つ景観を生かしながら3〜5戸を単位にした小さなコミュニティ(集落)です。
入口に駐車スペースを設け、集落の中の道は「歩車分離」を図ります。昔のように道は「遊び場」になります。
週末農業は続かないと言われますが、敷地内に畑があると、朝早く起きて野菜を収穫しサラダを食べられ、雨が降っていてもシャワーを浴びれば仕事に出られます。地元の人から「農作業を指導するよ」という声をお聞きしています。鶏や烏骨鶏を飼って、新鮮な卵ご飯もいただけます。糞は飼料になります。
この「小さなまちづくり」は、街なかに住み続けたい人を否定するわけでなく、選択の巾を広げるための一案です。首都圏のマンションの平均価格は8000万円を超えています。里山のある町角in宇刈」は高額ですが比較すると格安です。
「小さなまち」で試算したら、土地と建物を併せて3,600万円〜4,100万円で入手していただけそうです。コロナ禍を経て、これからどんな 〈まち〉 と 〈住まい〉 を選んだらいいのか、選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。
あ

計画候補地の写真

ホタルの里の散歩道

5×緑のメンテは住人の手で

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足元の草は在来種を用います
在来種の草の色は、いずれもやさしく、温かい表情を持っています。けれども外来種の草は、どこかけばけばしく、濃い色彩を放っています。現代日本人が野外で目にする草の色は、後者の色が増えています。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3000万種もの生きものが生まれました。生命は一つひとつに個性があり、支えあって生きています。
生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性の3つの多様性があるといわれています。わたしたちは、「小さなまちづくり」で示したいと考えています。
メンテナンスが大変ではと言われます。メンテナンスは、外来種を見つけたら引っこ抜くことです。そうすると段々と在来種がつよくなり、外来種は消えていきます。
「里山のある町角in宇刈」 の計画者・田瀬理夫(たせみちお)は、福岡県庁の跡地につくられた「アクロス福岡」や、「味の素スタジアム」の緑の計画者として知られますが、自分の仕事で編み出したやり方を、誰でもやれるようにと考えて生み出した外構資材が「5×緑」です。わたしたちの 「小さなまちづくり」 は、在来種の草を用い、この 「5×緑」 のアイテムを用いて計画します。おしゃれでさっぱりしたつくりです。
そんな「小さなまち」が、あちらこちらに点在するようになったらいいと思われませんか。

「コーポラティブ」でまちをつくる、家をつくる
ヨーロッパでは学校で「家」のことを学ぶそうですが、日本では家庭科はあっても家について学ぶ機会はありません。家は建てるものではなく、買うものとしての意識のほうが強いかもしれません。家を建てることは本来、自分たちの暮らしのことを考えることであり、どう生きたいかが家に反映されるべきです。しかし、どう生きたいかということ自体あまりなく、一夜漬けで勉強した知識だけで家を建て、あるいは買ってしまう。あくまでも家をつくるのは工務店やハウスメーカーの仕事で、自分たちがタッチすることではないと思われている人も多いのかもしれません。
しかし、そうした考えが日本のまちや景観をつくり出すことにつながっており、郊外の住宅街の風景はその結果として生まれた風景といえます。家は消費される一方で、時を経るごとに家の資産価値は目減りしていってしまいます。ではそうならないためにはどうしたらよいか。たどり着いた一つの答えが「まちをつくる」ということでした。一軒の家では景観は生まれません。まちという単位であることが景観が維持され、豊かな住環境が守られることにつながるのです。そして、まちをつくるには工務店や建築家だけでなく、ランドスケープデザイナーという役割が必要になります。ある意味、ランドスケープデザイナーが活躍できる社会こそ、豊かな景観が生まれる社会であるといえます。
そして、ランドスケープデザイナーと建築家、実際に家をつくる工務店、そして土地を提供してくださる地主さんが協働することで生まれるのが、ここでいう「小さなまち」なのです。また、その一員として参画してもらわなくてはならないのが「あなた」です。それぞれが役割を果たし知恵を出し合うからこそ、それぞれにメリットが生まれます。それがいわゆる「コーポラティブ」という考え方です。
家づくりやまちづくりに積極的に関わってほしいと思います。それが、家に対する愛着となり、景観を守る意識につながっているのです。
【予告広告】
「里山のある町角in宇刈」2025年秋、販売予定。取引を開始するまでは、契約・予約の申し込みに応じられませんのでご了承ください。本広告は、弊組合のホームページでおこなう予定です。(掲載予定時期/2025年9月下旬~)

■お問合わせ/遠州田園住宅協同組合 浜松市中央区南浅田2-2-1 TEL053-570-0505 FAX053-570-9007 メール:info@denen.or.jp
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里山のある町角in宇刈「小さなまち」計画発表会参加申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7UwkN96XVeyEkHp0xmfoauCQKYYYdJJlTHOUYqdxaVIqy4w/viewform?usp=sharing
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グリーン・コーポラティブ会員申込フォーム
https://denen-enshu.jp/contact02/
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